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【高崎】高崎市染料植物園

藍染や草木染 織物文化に芽吹く高崎独自の文化

高崎市にそびえたつ観音様が座す観音山。

その山中に高崎市が運営する染料植物園博物館があります。

群馬県の各地で古くから織物の文化が栄えていく中、高崎ではその織物に対し染物という文化が発展していきました。

その名残として現在の 中紺屋町 新紺屋町 元紺屋町 がうまれました。

「紺屋」とは、染め物を業とする者のことを言い、 藍で布を紺色に染める者をさしていました。

染色を行う家は、古くは、紺屋・紅屋・茶屋のように、得意とする専門の染め色で独立していたようです。

そのため高崎では紺(藍染)が盛んにおこなわれていたようです。

そんな染料植物園では毎月、月に数回 染物体験 を開催しております。

今回は実際にその体験に参加してまいりました!

 

今回参加したのは「クマノミズキ」を使用した草木染めを体験してまいりました。

この体験では実際に染料植物園内で育った樹木を利用して染めるのですが、季節や月ごと、その時々の木々の葉付きの状況で決めているそうです。

ちなみに、取材時は11月でしたが、12月はビワでの染料体験となるそうです。

本日の染料手順の確認

染料の際には媒染という作業をおこなうのですが、この媒染が色の定着に大きく関わるほか、発色の色合いにも大きく関わるようでした!

染色に使用したクマノミズキの液体は赤い色でワインレッドのような色合いでしたが、今回媒染に使用したのは「おはぐろ」という鉄を主とした媒染液だったため仕上がりは黒くなるとのことでした。

 

ここまでを説明いただきいざ体験というところで、模様のつけ方をレクチャー。

一緒に体験に参加いただいたご家族に了承をいただきその風景を撮影いたしました!

模様のつけ方・特徴など

箸と輪ゴムを使って染めない部分を決めていく

実際に模様を決めていく様子

次のページ着色の様子など

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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