英語がわからない生徒には大きな特長があります。
それは英語は丸暗記だと思っていることです。
英語は語順(文型)が基本なのですが、[[red;]]勘で解いている生徒が圧倒的に多いのです。
例えば高校英語
問1:動詞がmadeのこの二つの文のカッコに何が入るかわかりますか?
(1)She made him ( ) his hand.
①wash ②washed ③to wash ④washing
(2)She made herself ( ) in English.
①understand ②understood ③to understand ④understanding
問2:“私は昨日財布を盗まれた”の英文が
I was stolen my wallet yesterday.ではダメな理由はわかりますか?
問1は動詞がmadeなので二つとも不定詞の③を選ぶかもしれません。
問2では『これ正しくないの?』と疑問に思うかもしれません。
問1ではだれが何をするのかを品詞分解すると見えてくるし
問2ではこの受動態の文をルールに沿って能動態に直せばおかしいことが見えてきます。
でも生徒たちはそんなことしないし、答えを見たら、”わかった気”になりその問題が出れば解けますが類題が出れば解くことができなくなるのです。
文法を教えるのは学校でも映像でも大学生でも、独学でもできますが、それだけでは英語は理解できません。
文法は大切です。でも文型をきちんと理解すると文法はそんなに難しい問題ではないのです。
大事な事は、正しく英語を理解しているかをチェックしながら勉強することです。
この文章は第何文型? これが説明できるようになると英語が理解できるようになります。
ちなみに中学生は文型を学んでいないので、ACTでは文節に分け組み立てる指導を行っています(多分このような指導を実施している所はないでしょう!、やっていたらごめんなさい)。
だから英文が書けることではなく、きちんと分解できているかの方に力点を置いています。(英文は丸暗記でできますからね)
今塾に通っていているけれど成績が上がらないと嘆いている君!
今解いている問題の文型が何かをすらっと言えますか?
答えを見たり答えを教わって、わかった気になっていませんか?
英語はけして難しくありません。頑張ってください。